About


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当サイトは中村理(おさむ)ゼミの日々の記録です。

中村理ゼミはメディアの実証的なメッセージ研究に取りくんでいます。主に量的な内容分析を用います。内容分析とはメッセージの内容をコード(記号)化して分析するものです。たとえば、登場人物を「政治家」や「専門家」といったコードに分類したり、論調を「ポジティブ」や「ネガティブ」といったコードに分類したり、です。コード化する作業をコーディングといいます。
コーディングには主に2つの技法があります。1つ目はヒューマン・コーディング、すなわち人の手でコーディングをする技法です。2つ目はコンピュータ・コーディング、すなわちコンピュータでコーディングをする技法です。当ゼミでは学部3年次前半にヒューマン・コーディングを、後半にコンピュータ・コーディングを学び、4年次に卒業研究に取りくみます。

あなたは特段、PCやプログラミングに精通している必要はありません。「誰でもできる内容と進度」を前提にしています。プログラミングはゼミではしませんが、私自身は得意にしていますのでしたい方には個別対応いたします。

分析のテーマと対象は多様です。選挙報道を新聞やテレビで調べる人もいれば、ジェンダー観の表出を映画で調べる人、歌詞から社会背景を眺める人もいます。今後もみなさんの多様なアイディアをお待ちしています。

学びのスタイルは、「チームワーク+反転授業+協調学習」を主とするアクティブ・ラーニングです。これはコロナ禍の中でも変わりません。これにより、学びながら楽しく自主性・コミュニケーション力・協業力の経験を積んでもらえればと思います。

また、学期ごとに2度ほどメディア等にたずさわる方を講師に迎えてワークショップを開いています(「メディア・職業人ワークショップ」)。

当ゼミが求めるのは、こうした研究への興味が強く、卒業論文を記すと決めていて、授業と人に誠実に向き合ってくれる学生の方です。当ゼミからは小野梓記念賞の受賞者が出るなど、卒業論文にも力を入れています。自分なりの取り組みをして分析力を高めて大学を卒業したいと考えるあなた、ぜひご応募ください! 当ゼミは2016年度に学部3年生を受け入れて始まりました。いま8年目です!

所属:早稲田大学 政治経済学部/政治学研究科ジャーナリズムコース


ゼミ情報

授業以外の学部ゼミの主な行事予定

  • 7月頃:オープンゼミ
  • 8月上旬頃(第15週目):春学期発表会
  • 8月上旬頃:ゼミオリ(政経学生主催)←2020年から当ゼミが統括をさせていただいています
  • 9月上旬頃:ゼミオリ(政経事務主催)
  • 9月中旬頃:ゼミ合宿(またはゼミ旅行)
  • 9月中旬頃:ゼミ選考
  • 2月上旬頃(第15週目):秋学期発表会
  • メディア・職業人ワークショップ(春学期2回程度、秋学期2回程度)
  • 月別イベント
  • 原発勉強会・訪問(有志)